ch12.その他 : 地震の傷跡 |
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またまた3.11以来・・・ということを書いてしまうが、昨年から、また今年のはじめにいろいろ予定していたものがやはり3.11以来確実に変わってしまった。実に曖昧な言い方だが、例えば予定したいてセミナーのテーマもガラリ、それにあわせて講師人選のガラリ・・・という状態である。勿論、しばらくは実施日についても変更に次ぐ変更。組織ではなく個人事務所での経営活動はこんな時は結構な打撃である。「ひゃぁぁ・・・」と言っても大企業に勤務している友人知人はこんな「ひゃぁぁ・・」の叫びは分からないまま微笑んでいる。だからこそ、学ぶものが多い日々である。強さだけで進んでは折れるぱかりだ。しなやかに強靭に進むしかないわけである。
あの大地震の後、余震が続き、そして福島原発の問題発生で、避難しようにも避難できず、衰弱死された人々のことを聞き、涙が止まらない。避難所を必死に探し回る息子さん。見つからないまま、実家にも戻れないまま、そんな実家の一階では母親が津波で溺死し、二階では父親が動けないままに衰弱死されていたちという報道に涙が止まらない。こうして普通に生きているものが"3.11以来どうだこうだ"などと軽々しい言い方をしてはいけないと思えてくるのだ。こんなにも便利になった世の中でも、あの震災の日は人の力ではどうにもできない大きな傷跡を残している。
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