ch10.生活 : 日常生活の危機管理 |
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先般、とある施設で夜間にセミナーがあったのだが、節電ではないのだろうが、夜間の施設利用ということもあって、その電源の元というか?一部が切られていたことがあった。トイレを使用したいと思って行くと、トイレそのものはきれいではあるのだが・・・要は電気がないとトイレが豪華であろうとシャワートイレも何も関係なくすべてが停止・・・していた状態となる。それが分かったとしても、人間の生理現象はどうしようもなかったのだろう。後先のことなども考えもしなかったのだろう。その様子はとても使えるものではない。
ほんの一瞬のことであったが、その時の気持ちといったら・・・言葉では表すことが出来ない。災害時の時はどうなるのだろうと思った。食べる、飲む、排泄する。人間の基本の「き」である。災害時の本当に必要なものが何であるかが本当に分かる。日常生活で当たり前のことが当たり前でなくなることが、多分まだしっかりとは分かっていないと思った。セミナー開始前に私は近くにあるコンビニへ走った。こうした時もコンビニは助かる。セミナーが始まりしばらくして、当たり前のように水洗トイレが使えるようになった。
もう忘れてしまった人も多いだろうが、先般の長野松本での地震。牛伏寺断層は特別だという。何が特別って北米プレートとユーラシアプレートの境界で、日本の内陸部では数少ない、プレート境界断層という一文を読んだ。本当にこれが動くと・・・すごいらしい。日頃の危機管理は本気でしておかないとなと思える。その時、どこで何をしているかは全く想像もつかないことだけれど。イメージトレーニングはしておくのがよいのかも知れない。
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