3人の男性への殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告裁判員裁判が続いているが、被告はこの3人と知り合う以前に20人ほどの複数の男性と「愛人契約」を結んだり、他の経営者からも約1億円を受け取ったことが分かった。どんな価値観を植え付けられて育ったのか?と思ってしまう人物だ。結婚サイトを利用して、あくまでも金銭目的で3人に近いて殺害したと主張している。あくまでもドライ。しかし弁護側は「経済支援してくれることを前提に真剣に結婚相手を探していた」と主張する。しかし、人の弁護とは本当に難しいものだと思った。失礼ながらそれほどの絶世の美女でもない?被告が、一ヶ月に100万以上かかる身の程知らずの生活を維持する為に、単に"金づる"を物色し、その果に殺害という方法で捨てていたにかわりはない。
殺害された男性たちには家族もいる。その気持ちを思うと実に複雑であり、何とも言葉も出ない。なんでまた?と思うしかないが、人生にたらればはない。騙されて命まで奪われてしまったという事実だけである。
  人と人との出会い。恋して、愛が生まれる恋愛とは実に幸せなことなのだろうとつくづく思う。育む、培う・・・こうしたことに深くかかわるのが「価値観」。相手を好きだと思うことは「身分」や「資産」や「容貌」でもないことに最終的には気付くのだ。そんなことないって思う人もいるだろうが、人であれば最初にその切欠があったにしても「価値観」のズレはいずれは崩壊していくのだ。遅かれ早かれだ。


  「価値観」ということから話はとぶが。"増税キャンペーン"に躍起になる野田総理。「中間層を厚くするには、社会保障を充実させること」という。ちょっと待ってほしい。国民年金最低保証に頼る人たちが果たして中間層か?仕事をして、経済的に自立し、且つ日本の文化を担うのが中間層ではないか?この人の発想は何かが違う。舵取りが間違ってしまってはいないか?これほどにものの考え方が違うことは末恐ろしい。野田さん、何か間違っていないか?

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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