ch12.その他 : 自然界の子育ては厳しいね |
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新潟県の佐渡島で放鳥された国特別天然記念物のトキに2世が誕生したニュースを見た。テレビ画像に映るトキも「へぇ・・・これがトキか」と思う姿であった。日本の自然界ではなんと36年ぶりの孵化ということだ。姿を消したトキの野生復帰に向けて大きな一歩である。親鳥から餌をもらい、巣立ちまで40日。このころになると親鳥と殆ど変らぬ大きさになるらしいね。しかし親元にいられるのは40日。自然界は厳しい。
動物関連の番組が好きなのでよく見るのだが、先般はタテゴトアザラシの番組を見た。生後1年間の生存率が約50%と低い。カナダ北東部の流氷上で子育てが行われるのだが授乳期間は約2週間。母親は氷の下に潜り魚を獲ることを教えるのだが、なかなか潜れないでそのまま流氷にのっていってしまう子どももいるという。あの真っ白なあどけない顔をした子どもアザラシがウオーンウオーンとないている姿はかわいそうだけれど、実に自然界の子育ては厳しいの一言だ。天敵を避けて、雄雌の平均寿命が約30年である。
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