ズコット.jpg日本は世界各国の料理を気軽に楽しむことが出来ていい。日本型食生活が基本にあるから、よりその素晴らしさが分かる。目白の閑静な住宅街に「ガッタイオーラ・ドルチ」というイタリアレストランがあるが、これはネコの扉を意味する店名ということで、なるほど、その小さな扉を開くとほっと棲家に戻ってくる、そんな感じがする。店内に入ると先ず、フレスコ画に壁画家・福井洋一さんの作品に目を奪われる。「多分、日本一美味しいエスプレッソコーヒー」と福井洋一さん選りすぐりのエスプレッソコーヒーを味わうと至福の時間が流れる。また、セミフレッドつまり半冷凍状態のクリームをしっとりとしたスポンジで包んだルネサンスの時代、メディチ家の晩餐会でデビューした伝統菓子ズコット。なんでもジェラードの元祖とも言われている。卵の力だけでふっくらと生地を焼き上げて、そこに自家製ヨーグルトチーズなどを加えた生クリームたっぷりのフィレンツェ伝統のスイーツだ。9月からメイコイワモトさんの基礎から学べるイタリア料理教室が開かれるが時間を見つけていきたいものである。

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このページは、ichikoが2012年8月13日 21:28に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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