ch07.味 : 老舗の味


19日の夜のニュース。神田淡路町老舗そば店「かんだやぶそば」が火事になったという。木造の2階建て店舗など約190平方メートルが燃えたという。1923年の関東大震災直後に再建したという。東京都は2001年に歴史的建造物に選定している。
  黒煙をあげる様子を見ながら、小学生低学年の頃、よく父親が連れて行ってくれたことを思い出した。今でこそ、蕎麦の美味さが少しは分かるようになったが、当時、小学生の自分はいつも「何で?」であったな。よく覚えていないが、多分、父親は日本酒でも呑んでいたのではないか?と。昔は、林立するビルもなく、のんびりした風景の中に「かんだやぶそば」はあったと思う。ただ、座る席がいつも窓際で決まっていた。外の庭の景色が良かった。
 さてさて、代々受け継がれた「そばつゆ」を失ったというが・・・それは残念なことである。しかしファンは永遠であろうから、老舗は応援していきたい。

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このページは、ichikoが2013年2月19日 23:39に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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