ch12.その他 : 3月になると・・・

3月になると思い出してしまう。2年前の3月11日の一日。テレビでは「あの日から2年の月日が・・・」といっているが、毎年毎年何年前何年前と繰り返していくのだろう。仮説住宅の方々の引きこもりがちである日々という番組を見ながら、どうしたらよいのでろう、自分では何かが出来るのだろうと考え込んでしまう。それも高齢者の方々が多い。この2年の間、自分は何をしてきたのか?と思う。「津波が何もかももっていってしまった。あの日の前に戻りたい」と三代続いたラーメン店を失った人の涙。何も出来ないまま、言葉もないまま、過ぎて行ってしまうが、決して忘れることなく常に考えて行こうと。
現在半分の地域が福島第一原子力発電所から20km圏内にあたる「警戒区域」に、残りが「計画的避難区域」に指定されている福島県浪江町だが、数ヶ月後の公開を目指し、Googleがストリートビューの撮影を開始したと聞いた。決してあの日のこと、いろいろな事柄を忘れずに出来る限りのことでかかわり続けるということが大切だと思っている。

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このページは、ichikoが2013年3月 6日 22:59に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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