ch12.その他 : 池袋の森 |
||||
所謂"場所見知り"というか、近くにあってもなかなか行かない、知らないところが結構あるものだ。ビルが林立した都会の中にある、信じられないような自然が残っているところがある。『池袋の森』(池袋1-7-10)は周囲の環境からすると「えっ?ここに?」というところに立地する。少しごみごみして、異文化ゾーンもある池袋の平和通り沿いに小さな入り口がある。本当に見逃してしまう、通り過ぎてしまうほどの入り口てである。平成9年年に開園した区立公園で、もともとは日本を代表する林学博士で東京大学名誉教授・島田錦蔵氏の住宅跡を公園として整備した場所。園内の樹木のほとんどが当時のままというのも驚きである。園内中央にある大きなユリノキが大きく青空に向かって枝を伸ばす。日本に定着する前に島田博士が研究用に外国から導入したものだ。鳥の囀り。そして芝生には小さな花々が咲く。井戸水をくみ上げたという池もある。"ザリガニは入れないでください"と紙が貼られている。自然が生きているスポット。「ここが池袋?」という感覚になる。これからの季節はつつじが見ごろということだ。写真左は「ユリノキ」。見上げながら、過ぎた時間を感じる。
カテゴリ
ch12.その他トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 池袋の森
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3272
コメントする