ch12.その他 : 池袋の森

池袋の森.JPGP4040048.JPG  所謂"場所見知り"というか、近くにあってもなかなか行かない、知らないところが結構あるものだ。ビルが林立した都会の中にある、信じられないような自然が残っているところがある。『池袋の森』(池袋1-7-10)は周囲の環境からすると「えっ?ここに?」というところに立地する。少しごみごみして、異文化ゾーンもある池袋の平和通り沿いに小さな入り口がある。本当に見逃してしまう、通り過ぎてしまうほどの入り口てである。平成9年年に開園した区立公園で、もともとは日本を代表する林学博士で東京大学名誉教授・島田錦蔵氏の住宅跡を公園として整備した場所。園内の樹木のほとんどが当時のままというのも驚きである。園内中央にある大きなユリノキが大きく青空に向かって枝を伸ばす。日本に定着する前に島田博士が研究用に外国から導入したものだ。鳥の囀り。そして芝生には小さな花々が咲く。井戸水をくみ上げたという池もある。"ザリガニは入れないでください"と紙が貼られている。自然が生きているスポット。「ここが池袋?」という感覚になる。これからの季節はつつじが見ごろということだ。写真左は「ユリノキ」。見上げながら、過ぎた時間を感じる。

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このページは、ichikoが2013年4月 5日 04:21に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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