ch05.エンタテイメント : ローレライ

 映画館を出て、本当に「良かった」と思える時は素晴らしい数時間を過ごしたことになる。
人気作家の福井晴敏さんの「終戦のローレライ」が原作になっている「ローレライ」を見た。
原作は、文庫本、単行本(上下巻)と合わせて、累計発行部数145万部を記録中だ。
 既に3月5日に公開され、全国各地で満席となる劇場が続出しているらしい。キャストの妻夫木のファン世代である10~20代、そして戦時を知る60代まで年齢層が幅広いらしい。私が見た映画館はほとんどが50~60代以上の男女だった。
 東宝の昨年6月公開した伊藤英明主演の「海猿」の興行収入を遥かに上回っているともきく。(これも面白かったけど!) 歴代潜水艦映画の史上最高興収記録を期待しているらしい。
 第2次大戦末期に密命を受けた日本軍潜水艦内を舞台に、乗員たちの人間ドラマが繰り広げられる。あぶらののりきった役所広司の演技もなかなか。ぎばちゃんが最高にいい。(踊る大捜査線にしても、北の零年にしても、最近のぎばちゃんはいい! )
  今年は、6月に「戦国自衛隊1549」。そして夏に「亡国のイージス」と福井作品の公開が続く。楽しみだ。 戦後既に60年が経った。「国のため」「家族のため」に亡くなった人々がいるという再認識のためにも見て欲しい作品だ。そう思う。

 

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このページは、ichikoが2005年3月 6日 19:03に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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