夜も更けて帰宅。昨日まで蕾だった百合の花が見事にひらいている。「見て見て」と云わんばかりに、その姿は見事。どんな花でも好きだけれど、このカサブランカは本当に好きだ。部屋はカサブランカの香りでむせ返りそうだ。
  中学生の時、家庭科の教師が言っていたことを思い出す。「香りがきつい百合の花は食卓には絶対に飾らないこと」。でも、今、その教えに反して、ダイニングテーブルの上でカサブランカは勝ち誇ったように開花している。


  香りにうっとりしていると、携帯電話からメロディーが流れた。メッセージが入っていることを知らせる。夕方からずっと地下にいたので、いくつもの伝言が入っていた。
「ご無沙汰しています。ちょっと・・・・声が聞きたくて」と友達のメッセージ。午後6時過ぎ。そうだ、地下道を歩いていたから、携帯に出られなかったんだ。でも、声が聞きたくてなんていわれると、嬉しいね。別に大した用事がなくてもいいよ。そんなことが嬉しい夜更け。明日、連絡するよ。じゃあ!

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2006年4月12日 23:31に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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