社会問題 : 気になる不思議な国の「言論の自由」 |
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なんというのか・・・本当に中国は不思議な国と思うことがある。
中国のメディア業界の実情を記した「中国メディア青書」が公表によるとインターネット業界の「爆発的な発展」により新聞の広告収入が大幅に激減。上半期の営業額は激減、実際の収入は10~30%減少。中には40%以上減った新聞社もあるとか。中国の新聞は、昨年七月段階で1926紙がひしめく中で「新聞が死ぬか生きるかの瀬戸際にある」と危機感を示しているのだが。
普通の感覚で不思議と思うのが、中国の多くの新聞は「読者のニーズに応える紙面づくりをしていない」ということ。官僚の腐敗などを暴露したり、政府の指導路線に沿わない新聞は幹部に「制裁」を加えられるケースがあるとかで、読者離れの原因のひとつにあるということ。ニュースとは誰のためにあるものなのか?
日本に生きて、日本語でものを考え、暮らしている自分は再度「言論の自由」について、考えてみるいいきっかけになった。
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