ichiko : 母の日に |
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今日は「母の日」ということで、嫁いだ娘から届け物があった。夫婦二人の名前でピンクの愛らしいカードが添えられている。「猫の舌」という長円形で薄く舌のようなチョコレート。langues-de-chats。いわゆるラングドシャ。包みをとくと、カカオ成分が40%、60%、80%と三種類の味が楽しめる猫の舌が行儀良く並んでいた。。嬉しくて、直ぐに二人にお礼のメールを出した。懐かしい思い出を書いて返信すると「そんな昔からあったものなんだ」と返事が来た。
何故か、懐かしいチョコレート。確か、小学校3年生の頃、父がお土産に買ってきてくれたことがある。その時にチョコレートの名前を聞いて、ちょっと気味が悪かった・・・・という記憶があるからだ。最初、口に入れた時、イメージとは違って、口どけの感触が今でも残っている。あの日、あの時、衝撃的な美味しさを感じたのだ。そんな懐かしさと美味しさ。そして、嫁ぎ先でも母の日に思い出して、カードにメッセージをしたためてくれる、そんな気持ちが嬉しい。
二女からは「大切に育てて!」と不思議な缶を渡された。缶には「オドリコチャン」と書いてある。二週間ほどで芽が出るらしい。それからは、大いに「騒いで」「話しかけて」育てるとぐんぐん育ち、なんと踊るそうである。水遣りをしながら、「早く芽を出せ!オドリコチャン」と、私はいつの間にかさるかに合戦のカニのように真剣だった。
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