このところ、通勤の行き帰りで、電車の週刊誌の中刷り広告で気がついた。細木数子の話題でもちきりではないか!元週刊文春の記者・野崎輝さんの「細木数子の黒い真実」を私は既に読んでいたので、今はあれれ、やはり!という感じだ。
  そもそも口火を切ったのは「現代」。ジャーナリストの溝口敦さんが、「魔女の履歴書」のタイトルの如くヤクザとの関わりを言及する記事を書いた。「週刊現代」と「週刊文春」が細木数子の話題を取り上げたところ、次に「週刊新潮」「女性セブン」が参戦。
  細木さんも黙っていない。6億ともいわれる賠償請求のあと、文春のインタビューには「現代の記事は、私の両親、先祖、氏素性に対する冒涜」と大反論を展開した。
 元文春の編集長で現在「WiLL」の編集長・花田紀凱さんがいうように、細木数子の過去にも週刊誌は同様の話題を繰り広げたことがあり、別段新しいネタではない。しかし、テレビのゴールデンタイムにレギュラー出演をして高視聴率を獲得。見た目はブランドものの豪華な衣装。宝飾品はギラギラ。やはり“怪しい実像”に関しては誰もが「どうして?」と思うものなのだろう。まあ、こうした心理は、あの叶姉妹に関して「何であんなにお金があるの?バックには誰がついているの?なんていう感覚に似ている。
  まあ、誰もが読みたくなる、そこをうまく突いたのが今回の一連の報道だ。実際の部数もかなり伸びているに違いない。品の悪い言い方だが、多分ウハウハなのだと思う。熱くなるのはこれから!なのだ。

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このブログ記事について

このページは、ichikoが2006年6月 3日 09:37に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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