ichiko : 洩れた世代 |
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資生堂が、大型ブランドに経営資源を集中投入する「メガブランド戦略」の新製品として、低価格帯メーキャップ「インテグレート」と、中価格帯スキンケア「エリクシール シュペリエル」を今夏から発売するということだ。
8月に発売予定の「インテグレート」は、2000円以下の低価格マーケット向け。団塊世代とその団塊ジュニアが対象。初年度が100億円、3年目に300億円の売り上げを目標としているらしい。宣伝広告費に年間20億円を超えての注入。凄いね。9月には「エリクシール シュペリエル」がなんと30歳代以降の女性がメーンターゲットとか。価格帯が2000円から5000円ということはあれこれ整えていると結構な金額になる。経験した女性なら分かることだが、化粧品は凝りだすと本当に高額消費になる。「これ」という商品に巡れあうまで、なかなか大変。肌の質は十人十色だから。本当に自分の肌に合う化粧品に巡り合った時は実に嬉しいものだ。
しかし、団塊世代、団塊ジュニア、そして何かにつけて「30代の女性」とマーケット限定の商品が多くて。「洩れた世代」こそ結構ねらい目なんだけどね。余り、金太郎飴発想ばかりしているとホントに金太郎飴になってしまう。自分の娘や奥さん、恋人、まあ愛人や飲み屋のママでもいい、いろんな人の生の意見を聞いて、女性全般のことに関心を。
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