ch10.生活 : 何てったってハロウィーン!? |
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街にハロウィーンの飾りつけが目立ってきた。クリスマスにしてもハロウィーンにしても日本人は気軽に楽しみ方を見つける名人だ。キリスト教の万聖節の前晩(10月31日)に行われる伝統行事だなんて意識しちゃいない。
そもそもはケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたものとされ、ケルト人にとって10月31日が1年の終わり。この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられ、これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚く。
日本のお盆の迎え火、送り火にも似ている。そう、あの「火」の魔力。だからなのか、この時期はアメリカでは放火事件も多いと聞く。あのお化けかぼちゃの蝋燭の「火」もなかなか異次元に連れて行かれそうな「火」の魔力がある。
31日の夜、カボチャをくりぬいた中に蝋燭を立てたジャック・オー・ランタンを作り、魔女やお化けに仮装した子供達が「Trick or treat」と」と唱えて近くの家を1軒ずつ訪ねる。昔、英語の教科書に出てきた時「一体何なの?」と思った記憶がある。お菓子をくれなきゃ悪戯するぞっ!なんて。自分も一度言ってみたいと思った。
さて、この時期、米国ならではの“ハロウィーン事情”があるらしい。10月は全米各地や家族単位でハロウィンの行事を楽しむためテーマパークの来場者数が減少するのだそうだ。そこでディズニーは新キャンペーン「ディズニーズ・ハロウィーンタイム」は、「ディズニーランド」(カリフォルニア州)、「ウォルト・ディズニー・ワールド」(フロリダ州)の2つのテーマパークで開始して10月31日まで、お化けやカボチャなどハロウィン装飾でパーク内を飾るほか、ハロウィン仕立てのパレードや花火打ち上げを行うとか
この51年の歴史の中で夢や希望を打ち出してきたディズニーが初めての試みとして 「悪鬼」を取り入れたというのが面白い。イメージチェンジの一歩。商魂は全世界逞しい!
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