低気圧のせいか、朝から大雨の中を目的地に向かって歩いていた。風も強く、地下道から外に出てきた時にカサがいわゆるおちょこになった。目的地に着いた時は、カサをさしていてもなんの意味もないほどにずぶぬれとなっていた。
  このところ都市を襲うゲリラ的集中豪雨。都市型の水害は私たちの生活を直撃している。水は階段などをつたい、地下は完全に水没する。水深40センチでは毎秒5mの速さで流れ込むという。こうなったら人は地下では身動きできずだ。「自分のことは自分で守るしかない・・・だから意識の改革を!」なんて言われているが、その時に果たして「何が」出来るというのか?疑問だ。
  一度、集中豪雨の時、クルマが半分ほど水没したことがあった。前にも進めず。まるで川の中に投げ込まれたかのようになっていた。「このままいたら・・・・水死?」とあの時の恐怖感。自然のこわさを感じつつ、しかし、時間が経つと忘却していく自分。果たして「その時」何が出来るのか?自信がない。
  今日は仲秋の名月というのに、雨はまだ激しく降り続いている。

カテゴリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 果たして「その時」何が出来るのか?

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/793

コメントする

このブログ記事について

このページは、ichikoが2006年10月 6日 22:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「愛する」こと」です。

次のブログ記事は「業界初の試みスタート 飲酒運転の疑似体験」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31