社会問題 : いじめ |
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このところ、本当に心苦しい事件が続く。福岡県筑前町立・三輪中の2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題。校長の苦しい言い訳。いじめが続くことはないという判断の上、教育委員会に対して「0件」と報告していた。
いじめによる自殺の件数は1998年の一件を最後に報告されていなかったという現状。文部科学省の「正確な件数を報告してほしかった」と指摘。「あるかないか」「解決したかどうか」の判断など誰が出来るのか。聞けば、今回の事件は、この男子生徒が中学に入学した時に既に担任による「偽善者」呼ばわりが始まっていたというではないか。床に落ちた友達の消しゴムを拾っただけで彼は「偽善者」か?担任の「からかいやすかった」とは!親御さんの相談ごとを他の生徒に言ってしまう・・・思春期の男子はどれくらい辛かったか、想像できないのか?
朝礼での生徒への校長の言葉。先生たちは変わった。全力で君たちを守る。そういうなら、隠蔽すれば何とかなるという気持ち、「いじめ」を「プレッシャー」などと言う言葉にすりかえないでほしい。「いじめ」は「いじめ」なのだ。
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