ch01.政治 : 「桐花大綬章」の意味 |
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2006年の秋の叙勲の受章者が発表され、国家に優れた功績のある人に贈る今回最高位の「桐花大綬章」に、平岩外四さんが選ばれた。92歳というおとしも驚きとともに嬉しい。
東京電力の社長、会長として長い間、公益事業の経営に携わり、経済審議会など政府の各種審議会会長も歴任した方だ。経団連会長時代には、企業献金の斡旋廃止を決めるなど経済界で強力なリーダーシップを発揮した。 政・財癒着をなくすために、企業献金を廃止することが決められたと同時に、公的助成制度が導入された。当時の平岩外四・経団連会長は「政治資金は、公的助成と個人献金が望ましいと」と述べていた。こうした平岩さんの精神を破ろうとして方も居られる、そう、政党に対する政治献金の斡旋を再開しようとする動きがあったこともある。カネと政治の癒着、知らぬぞんぜぬでなんとなくそつなく生きていく・・・不透明さはいけないことだ。
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