ch02.健康 : 内視鏡の進化が今、めざましい |
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癌やポリープなどの手術に重要な役割を果たす内視鏡の進化はめざましい。静岡県浜松市の浜松地域テクノポリス推進機構と浜松医科大学光量子医学研究センターが、内視鏡手術を大きく前進させる同手術用の新ナビゲーションシステムと計測目盛り付きの内視鏡を開発したと発表。
これまで脳や眼に近い部分の内視鏡手術は、CT画像と医師による目視が中心で、そのために医療事故なども起こる事もあったが、今回のシステムでは器具をどこまで挿入しても良いのかが分かるという。またCT画像との組み合わせにこれまでは15分かかっていたものが、今回のシステムはなんと3分で完了。手術時間も短縮される。
一方、計測目盛り付き内視鏡は、光を使った計測法で内視鏡の画像モニターに大きさの目盛りをリアルタイムで表示して消化管内の検査が行われる。そのため腫瘍などの大きさが瞬時に分かるというもの。医師による目視を信用していないわけではないが、こうした医療の技術進歩は患者側としても安心だ。
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