ch06.音楽 : 津軽三味線の音色に酔う |
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昼下がり、ある座敷で津軽三味線の演奏を聴いた。今では独奏楽器として吉田兄弟や木下伸市、上妻宏光など若手の活躍でメジャーであるが、そもそもは津軽地方で、昔は「ボサマ」と蔑まれ、男盲芸人たちが、その日の糧を得るために一軒一軒門付けをしながら三味線を弾いたといわれる。大正から昭和にかけては民謡の伴奏楽器も次第に唄い手と競うようになり、聴衆がかっこよさを評価することで表舞台にでるようになったのだ。
力強く、腹の底に響く音が兎に角、大好きなのだ。吉田兄弟の演奏は昔、ホテルのディナーショーで、木下伸市は赤坂のコンサートホールで、上妻宏光は鎌倉の建長寺でイベントに仕込んだことがある。そんなに好きでも、座敷でライブを聴いたのは初めてだ。好きな音楽の世界。歴史を培い、輝くように変容していってほしい・・・そんな熱い気持ちで、拍手拍手!まだ若いアーティストの演奏を満喫した。
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