ch10.生活 : マグロ好き


   日本人は実にマグロが好きだ。そして、今、台湾や中国をはじめヨーロッパ、アメリカの食文化が変わりマグロを好んで食べるようになるなどで世界中でマグロブームが起きている。その上、ここにきて、日本に入るマグロの量が減少、且つ価格が高騰している。去年と比べ卸値で3割~5割も値上がりしているという。とくに日本へ3割という最大のマグロ供給国である台湾でもマグロは大人気であるものの、去年からマグロ漁船が減船され、その結果、日本へ輸出するマグロが減り、価格の高騰を招いているのだ。私も毎日ではないものの、スーパーや百貨店の食品売り場では必ず価格のチェックをしている。これから迎える師走。いざ、お歳暮だ年末・新年の準備などの食のシーンで「マグロ」は登場する食材のひとつ。それにしても大トロ、中トロ、赤身など、なんて贅沢な食べ方を日本人は愉しんできたのだろうと思う。食のシーンにあって当たり前という感じでもある身近な魚だ。
  以前、マグロの完全養殖に成功し一躍脚光を浴びたの近畿大学大島研究所のレポート番組を見たことがあるが、今後、何とか自然環境に近い形でマグロの完全養殖に成功できないか・・・・なんてまたしても人間の欲望は尽きないものだ。

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このページは、ichikoが2006年11月26日 21:31に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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