ch10.生活 : ある日の「脳」 |
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ある番組で、脳科学者の茂木健一郎さんが、「不確実性の中の不安さ」の大切さを語っていた。人は前例がないとか、経験したことがないと「不安」で胸が一杯になるものだ。まさに、今の自分に当てはめて考えたら「なーるほど」思うことがある。起業とはそういうものだ。新規に事業を始めるとは不安でしようがないものなのだ。、彼が言う「根拠のない自信」の大切さというのにも妙に納得してしまった。日常の仕事で実績を大切にし、コツコツとルーティンワークをこなす事も大切なのだが、知識が邪魔して創造性のポテンシャルに気が付かなくなってしまうということなのだろう。目の前の不安、どうしたらいいんだ?、さあさあさあ!という状況を乗り越えると所謂ドーパミンが初めて出て、強化学習ができるということだ。これが一般的な生活の中ではなかなか、ドーパミンが出るほどの学習、つまり「脳」を使っていないということである。
さて、福岡にあるゲーム開発の会社、レベルファイブが携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」向けソフト「レイトン教授と不思議な町」を完成。今、大流行の脳を刺激してくれ“脳トレ”がまた登場したわけである。監修が「頭の体操シリーズ」の作者である多湖輝さん。昔、多湖さんのブックスは本当にぽろぽろになるまで読んだ。つまり昔は本を読んだのだけれど今はゲーム。
探偵と助手がコミカルにクイズやパズルをといていく内容だというが販売目標の50万本の対象者というか消費者の「脳」を鍛えてくれるものなのだろう。第2弾も企画されると聞くが、たまには、与えられる「刺激」に満足せず日常の中でドーパミンを出してみるアドベンチャーをしてみてはどうだろうか?身の回りに沢山、刺激は転がっている。まあ、その刺激がどれか?が分からいほどに「脳」が眠っていてはしようもないのだが・・・・・
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