社会問題 : 海上ルール |
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「幸吉丸」の乗組員が遭難3日目に救助され、今、世の中は感動の渦だ。相手がどこのなんであるかが、判明してよかったし、何しろ、あの幸吉丸の船体が沈んでいく映像を見ながら、「もしや・・・」と考えてしまったことも確かだ。だからこそ、無事生還のニュースを見た時は「わーっ良かった!」と本当に嬉しく思った。
今は、退院してきた乗組員の三人の感動劇で終始してしまっている。空腹感より辛かった怖ろしいほどの寒さに耐えて、そしてカメラマンが2日目に「死にたくない」と言った時、船長は「大丈夫、心配するな」と励ましあう。想像を絶する苦痛と不安に言葉を失うほどだ。
しかし、疑問で一杯なのだ。本当に「たかちほ」の接近に気付かなかったのだろうか。発光信号とか、汽笛を鳴らすとかして知らせることはしなかったのだろうか。勿論、責任のほとんどは「たかちほ」側にあると思うのだが、接近を事前に察知する義務があるのではないか。
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