ch03.美容 : 日本酒の深さと旨さ |
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当たり前のことだが、子どもの頃は、大人が飲んでいる酒の美味しさなど全く分からなかった。ビールを一口飲んだ後の大人達のあの上機嫌な顔。また肴をつまみながら熱燗を旨そうにくっと飲む姿。全てが不思議な光景だった。
しかし、大人になっていろいろな酒を飲むようになったころから、それぞれの酒の旨さが分かるようになった。最近は日本酒の旨さの深さが漸く・・・といったところか。そんな「気」がする。肴が旨ければ量は増えてしまう。過ぎたるはなんとやら。飲み過ぎはやはり肝臓に悪い。
しかし日本酒が、実は肝機能障害を抑制する効果についての研究が進んでいる。大関が、日本酒の醸造過程で生成されるブドウ糖とアルコールが結合した糖成分「α-エチルグルコシド」が、肝機能障害を抑制する効果についての研究をして、その研究結果が発表されるらしい。酒が健康に良いというわけではないのだが・・・・・
今回の研究で効果が認められればα-EGを高配合したサプリメントの商品化も進むらしい。
昔から例えば女優の松坂慶子さんがお風呂に日本酒を入れて美肌作りをしているということは有名な話であるが、このα-EGは美肌効果の分野で研究が進んでいる。日本酒の濃縮液を塗布すると皮膚の角質層からの水分蒸散量が減少。つまりα-EGの働きによって美肌になるという。
しかし、お風呂に入れるより、飲んで美肌になる日本酒が理想。しかしカロリーが気になる。今、ハマっているヒアルロン酸やコラーゲンなどのように美肌効果があって、低カロリー、その上深みのある味わい、求めればきりがない。
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