ch12.その他 : 春の風景

  桜が満開の季節。本当に春を感じる。谷中を歩いた。地面につきそうなほどに、たっぷりとした桜が美しい。お花見で賑わい、あちこちから笑い声が聞こえてくる。まるで“茶の間”が出現したような席もある。暫くして、ある席がざわざわとしてきた。三味線、太鼓、尺八そして、民謡を歌いだす女性の姿があった。周囲も手をたたき、踊りだす人もいる。なんと穏やかな光景だろうか。満開の桜の下で、酒を酌み交わし、歌い、踊る、人々の笑い声の包まれた春の一日。

  そんな春は入学、入社とお目出度い知らせが沢山くる。入試だなんだかんだと緊迫した時間が過ぎて、明るい知らせが届く。子どもが生まれたという知らせも嬉しい。だけど、最近は本当に平凡というか例えば女の子でも「~子」という名前をなかなかきかない。読むのも一苦労。振り仮名なしでは全くお手上げ状態。「原子」はアトム君。「騎士」はナイト君。「栗菓子」はなんとモンブランちゃん。ある音楽一家のご兄弟をふと思い出した。長男の「有人」アルト君、次男の「拓人」タクト君、三男の「天那」テナ君、四男の「玄」ゲン君。みんな元気かな?風が吹くと桜のはなびらが舞っていた入学式や卒業式の懐かしい光景がうかんできた。。

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このページは、ichikoが2007年4月 2日 08:32に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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