ch10.生活 : “可笑しさ”の不思議 |
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第一生命保険が恒例で実施している「サラリーマン川柳コンクール」がもう20回になるという。いつもこの時期に、発表されている川柳を読んではいつまでも笑いが止まらない。今年の1位受賞には“脳力”の低下を嘆く作品「脳年齢 年金すでに もらえます」が選ばれた。最近流行っているゲームソフトを使っての「脳年齢」にハッとする人も多いのだろう。今回はあまり、個人的にはウケなかったのだが、応募総数7万9631句から100句を更に選定、そして選ばれるベスト10はやはり凄いなと思う。
しかし、一番印象に残っているのは第13回の「プロポーズ あの日にかえって ことわりたい(恐妻男)」というのがあり、この川柳で3人の仲間とその日はゲタゲタ笑いながら飲んだ記憶がある。サラリーマン2人とすっかりおやじ化した自分の3人はいつまでも盛り上がっていた。あまりの可笑しさに、この川柳をある女性に話したところ、彼女は「はっ?!」と訝しげに、そして不機嫌になった。そしてもう一人の女性にも話したが彼女は「女性を馬鹿にしている」と激しく怒った・・・・・そんな記憶が甦る。
第14回の「ドットコム どこが混むのと 聞く上司(ネット不安)」や 第17回の「課長いる?」 返ったこたえは 「いりません!(ごもっとも)」など、会社内での一種サラリーマンの悲哀については笑える女性もいるのかも知れないが、第16回の「タバコより 体に悪い 妻のグチ(-小心亭主-) 」や今回8位の「『ご飯ある?』 『ツクレバアルケド』 『ならいいです…』」など家庭内の内容について女性は「?」という反応をしてしまうものなのかも知れない。
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