ch11.経済 : 「数字」が盛り上がる時 |
||||
昨夜もファンドなどの金融セミナーを受けていた。680億だとか87兆円という数字を聞いてもピンとこない自分がいた。変な感覚。何となく「分かる」金額がせいぜい一桁から二桁の億くらいか。財務省の工場で一度、14億?くらいの万札の山をみたことがあるからか。
先週、盛り上がっていたサッカーくじ「BIG」。1週間で昨年分の約半分を売り上げたらしい。みんながもしかしたら1等6億円」のチャンス到来と思ったのだろう。勿論、長蛇の列ができた。あのマジシャンのプリンセス天功がなんと三等に当選したらしい。イリュージョン?!今週は通常の「1等3億円」に戻ったが、しかし3億円といっても凄い金額だ。生活の中で行き交う途方もない数字。「この売り場からでましたらでました」なんてフレーズを見れば、つい並んでしまう。人間とは懲りないところがある。常に「もしかしたら・・・当たるかも・・・・そうしたら」という期待があるのだろう。
このところマーケティングを勉強していると、やはり、この数年に「何が」が本当に変わっていくと思う。1990年あたりからの経済がどう変化していき、卑近な事例では、我々の生活にどんな変化があったことをもう一度思い出してみるといいかも知れない。理論武装した分析などではなく、これは感性に近い。何かは今、説明しないのだが、多分、この感性のない人は「その時」が到来しても分からないのだろう。着々と私たちり生活が変貌していくだろう。多分この2~3年のうちに。億という金額が「今」のように途方もないものであり続ける人と、そうでない人が判然としてくると思うのだ。これがチャンスなのかも知れない。完全な二極化が始まる。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「数字」が盛り上がる時
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/967
コメントする