ch10.生活 : 発光ダイオードの普及が楽しみだ |
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生活している中で、注目すべきモノやコトは多いのだが、LEDつまり発光ダイオードの開発が活発化している。これはエネルギー消費量が大幅に少なく、これからのエコを重視した産業・生活の中では期待大!だ。
しかし、発光ダイオードというと、あのドロドロしたものを思いだす。以前カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授と日亜化学との間で、特許の価値を巡る裁判が強く印象に残っている。一審判決で200億円という数字が多くのマスコミでわんわん取り上げられた。中村教授は企業出身の技術者では知名度もアップ。彼の人柄まではよく分からないが、あの、ノーベル賞受賞者の田中耕一さんとはなんだか、全く逆のタイプに見受けられた。
ところで、これまでLEDは明るさが足りないため、キッチンの主照明には不向きとされてきたのだがこの度 松下電工がシステムキッチンの最高級シリーズ「オーメイド・エクシモ」に初めて、LED照明ユニット搭載しで、今月から受注活動が開始した。均一に広範囲を明るく照らすので、食材本来の色も正しく表現できる利点があるとい言う。明るさが解決できればあとはコスト問題。これも徐々に解消していくようだから楽しみでもある。従来の照明が発光ダイオードに置き換わっていくのだろう。私たちの生活のいろいろな部分が置き換わって進化していく。
例えば、日本国内の信号機をすべてLED化した場合、CO2排出量を年間約32・7万トン抑制できるという試算結果もある(LED照明推進協議会)。これは二酸化炭素を吸収する樹木を約2300万本植林したのに匹敵する数値らしい。二酸化炭素の排出削減という日本政府の公約の元に各企業も必死に知恵を絞っている。兎にもかくにもコスト低減を進めて、一般家庭に負担ない普及をしていってほしい。
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