ch10.生活 : 人と人 |
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日常生活とは、本当に時として“意外”なことがおこるものだ・・・・
今日は午後から某大学のキャンパスにいた。初めて降りた駅。久しぶりに乗るスクールバス。周りは勿論、学生ばかり。また1~2年生が通っているというから、皆18歳~20歳くらいと本当に若い!
新聞を読んで、その中から自分が興味を持った話題について書いてもらったもので、今日はその文章・表現について、ひとりひとりにアドバイスなどをした。赤ペンでの添削も久しぶりのこと。
IT世界の中で、手書きの作文とは、なかなかいいものだ。3年生ともなると、就活で忙しくなる。その点、まだ1年生や2年生は、何かおっとりとしたものを感じる。しかし、どうしてそのテーマを自分が選んで書いたのか?いろいろと話しあっているうちにそのフレッシュで真剣な目に何とも言えぬ心地よさを感じた。「将来は学校の教師になって、子どもの教育に頑張って行きたい」という学生の真摯な目。「どうしてもマスコミにいきたい。どんな勉強をすればいいか?」という女子学生に対して、単なる技術論は言わなかった。暫しの会話のあと、彼女がニコリと微笑んだ。「頑張ってね。脳味噌って意外と単純なものなんだから」と言うと、再び彼女は微笑んだ。いろんなコミュニケーションの形があった。
授業が終わったのはもう、6時半を過ぎていた。梅雨明けももう直ぐ。いよいよこれから夏を迎える前の空気がほほに気持ちいい。
「これからはもっと新聞を読んでみようと思った」「あらたな自分が発見できた」「自信がついた」なんてコトバの数々が嬉しくて、再びスクールバスに乗って駅へ向かった。
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