ichiko : 人の話を聞くということ |
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大和書房さんのメルマガに新刊の紹介があった。いわゆる、日本語ブームの火付け役をしたと思う、あの齋藤孝さんの「100%人に好かれる聞く力」 (定価1260円)だ。紹介に“ 聞く力を上げれば好感度は必ず上がる。親子、上司と部下、恋愛などあらゆる人間関係の基礎を作り、創造的な関係にする聞く力!”とある。私もコーチングを学んだが、これも基本は「聞く力」なのだ。「へーっ、簡単じやない」と思う人が多いと思うが、人の話を聞くというのは、殆どの人が出来ないといってもよい・・・・・だろう。それほどに難しいことなのだ。「聞けるよ」なんて小学生の考える「聞く」では勿論ない。しかし、殆どの大人がなかなか人の話を聞けない。「ふんふん」と相槌うつ主婦さんだって意外と話しのこしをおる人は多い。「プレゼンは俺に任せろ」なんていう営業マンも意外とクライアントの話が聞けないやつが多いものだ。銀座のママにしたって、「あらぁ~そうなのぉ~」と言いながらも、適当なところで話しはカットしている。なんと言っても目は口ほどのなんとやら。目配りは凄い。
かくいう、私もコーチングをあれほど学んだというのに、いざ!というとせっかちな結論を急ぐ性格が災いして「で、結論は?!」と畳み込む悪い癖は抜けない。やはり、いつもいつも初心にかえろう。夥しい数の出版物の中でも、ふと、目についたご本は「ご縁」だろう。「分かっているさ!」なんて言わずに、さあ、一ページを開いてみよう。
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