大和書房さんのメルマガに新刊の紹介があった。いわゆる、日本語ブームの火付け役をしたと思う、あの齋藤孝さんの「100%人に好かれる聞く力」 (定価1260円)だ。紹介に“ 聞く力を上げれば好感度は必ず上がる。親子、上司と部下、恋愛などあらゆる人間関係の基礎を作り、創造的な関係にする聞く力!”とある。私もコーチングを学んだが、これも基本は「聞く力」なのだ。「へーっ、簡単じやない」と思う人が多いと思うが、人の話を聞くというのは、殆どの人が出来ないといってもよい・・・・・だろう。それほどに難しいことなのだ。「聞けるよ」なんて小学生の考える「聞く」では勿論ない。しかし、殆どの大人がなかなか人の話を聞けない。「ふんふん」と相槌うつ主婦さんだって意外と話しのこしをおる人は多い。「プレゼンは俺に任せろ」なんていう営業マンも意外とクライアントの話が聞けないやつが多いものだ。銀座のママにしたって、「あらぁ~そうなのぉ~」と言いながらも、適当なところで話しはカットしている。なんと言っても目は口ほどのなんとやら。目配りは凄い。
  かくいう、私もコーチングをあれほど学んだというのに、いざ!というとせっかちな結論を急ぐ性格が災いして「で、結論は?!」と畳み込む悪い癖は抜けない。やはり、いつもいつも初心にかえろう。夥しい数の出版物の中でも、ふと、目についたご本は「ご縁」だろう。「分かっているさ!」なんて言わずに、さあ、一ページを開いてみよう。

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このページは、ichikoが2007年8月16日 12:49に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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