ch10.生活 : ブランドのちから |
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例えばケータイ電話で、「最近はバッテリーがもたないんだよ」「もう1年半経ったからかな」なんて、機種変更をする人が私の回りでも実に多い。先般も、ケータイは「一年くらいを目安の買い換える方が多いですよぉ」なんていうことを販売店の人に言われた。なんだか、納得できない気持ちわいつも持っている。モノを大切に、何年も壊れるまで大事に使うというものでなく、そんな時代ではないということか。進化し続けるケータイ生活を楽しんでいるのだが。
テレビ、音楽、カメラ、お財布の機能までとショップで商品を見ているとあまりの進化ぶりに呆気にとられるばかりだ。最後は、デザインやカラー、昔から好きなブランド・・・・となるものだ。
松下電池工業(松下電器産業の全額出資子会社)はフィンランドのノキア向けに製造した携帯用リチウムイオン電池4600万個に発熱する恐れがあるとして、全世界を対象とした無償交換に踏み切ったという。なんとその交換費用は200億円をゆうに上回るといわれている。
松下電器は。以前、石油温風機による一酸化炭素中毒事故、また電子レンジや冷蔵庫でも発煙、発火のおそれがあるとして回収作業や部品交換など、このところトラブル続きだ。しかし、今回のリチウムイオン電池のトラブルは松下が最大規模のトラブルとなった。 これまでのニッケル水素電池に比べるとリチウムイオン電池は機器の薄型化や高性能化を見事に実現させてきた。つまり。現段階では発火・発煙という危険性を含みながらもこれに換わる小型電源がないというのが実状。
私たち消費者は日々、パソコンにしてもケータイにしても「進化」を享受している。その中で、確かに
松下というブランド力は、消費者の中にしっかりと根付いている。だが、この「ブランド」というものもあくまでも品質の管理を怠ると失墜していくものだ。ブランドの信頼性は・・・・なんとも脆弱なものがある。
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