ch01.政治 : 福田康夫さん 第22代自民党総裁に |
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福田康夫さんが 第22代自民党総裁に選出された。 「和」を重んじるという調整型の政治スタイル。あの謙虚な姿勢はやはり長年のサラリーマン生活の賜物?であると思う。出世していくサラリーマンには絶必の要素を持っていらっしゃる。
「政治家になるつもりはない」とは言いながらも1976年に福田赳夫の首相就任を機に退職、首相秘書官に転じた。父親の引退に伴って90年の選挙で初当選した。政界入りはなんとも遅いのだが、それにしても政治家のイメージがうすく思える。失礼ながら、時として娘婿だったか?と勘違いしそうだったこともある。
小泉純一郎政権時代の女房役としての官房長官時代は自民党や霞が関の官僚との調整役を上手く担った。在任期間は歴代最長の1289日。福田さんに“カリスマ性がない!”などという輩もいるが、結果は数字だ。そして自民新三役も決まった。伊吹、二階、谷垣。予想通りか?いやいややはり派閥政治のなにものでもないか。
しかし今回197票を獲得した麻生太郎幹事長。党本部の前に麻生支持の人々が応援に来ていたとも言うほどの人気。キャラがたっている麻生さんを支持した132人の議員の動向が今後の“ノーキャラ”の福田政権をどう揺るがしていくか。
この日の午後5時からの安倍さんの記者会見。すっかり憔悴している。声も力がない。人とはこれほどまでに精神的なものが表情に出てしまうものかと愕然とした。
課題山積なのに、「もうやーめた」と何もかもが嫌になってすべてを投げ出してしまうことを意味する「安倍する」って言葉があるそうだ。
ある週刊誌で、「自分もあんな風に投げ出せたらいいのに」「私も安倍のような心境で仕事を辞めた(投げ出した)ことがある」というそんな無責任ともとれる行動に、どこか共感する人を探している・・・・・なんて情報を耳にした。何が「共感」体験をもつビジネスパーソン?!と思った。
もう一度、現象面だけを見るのではなく、じっくりその人物が何をどうしてきたか冷静に実績を見て欲しいものだ。麻生クーデター説など、いろいろ言われているが、こうしたことこそが「墓場までもって行く事」なのだ。
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