ch10.生活 : 別腹 |
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俳優の役所」広司さんが映画の役作りのために、40日間で10キロの減量をしたらしいが、もともとそれほど肥満しているわけでない男性の10キロというのは役者魂!とはいうものの、かなりきつい数字だと思った。
しかし、人間とは「欲」との闘いだ。特に女性の食欲。よくいう「だって、甘いものはべつばらぁ~」という腹は本当に凄い腹なのだ。
ランチブッフェも兼ねて、ミーティングすることも多いのだが、男性と女性の“皿の上”は明らかに違う。先般もあるホテルのレストランにいた時。私は多くのメニューを少量ずつとる。頭の中に浮かぶのは、先ずはバランスという言葉。私以外の5人の男性の皿を見ると、たいがいが2~3種類。要はバランスというより彼らの好きなメニューに絞られている。そして、「カレー食べようかな?」と一人が言うと「そうだな」と一人が続く。男にとってカレーは別腹なのか?と思ってしまう光景だ。
ふと、前方の女性の集まりのテーブルに目がいく。皿にはたくさんの料理が盛られている。ワイワイと楽しそうの会話がすすんでいる。そてし、料理の後、必ず女性はデザートのババロア、プリン、ケーキまでフルコース。一度だけでない。見ていると、何回もデザートコーナーに通う?あっぱれ!という感じ。まさに別腹の威力。別腹はいくつもいくつもあるようだ。
飽食の国、日本。“食欲”との闘いのため、ダイエット食品が続々と登場。発売前のモニター調査も随分と引き受けている。しかし、某メーカーの今度のダイエット食品は内容を聞いて驚いた。しばし絶句。これまで、クッキー、ゼリータイプの飲料、ジュースだスープだおかゆ・・・・いろいろ聞いてきたけれど、今回の商品は本当に人間は一体、何の欲望と闘うのだろうか?と思ってしまう。こうした食品の開発者、研究グループの努力と知恵には脱帽だ。
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