ch11.経済 : 人生設計って・・・・ |
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昔、「80まで生きるとして・・・」と仮定?の話か。その後に、あーだーこーだーと人生設計をしていた女性がいた。まだ1人でいるのだと思うが・・・・。一体彼女は今どこでどうしているのだろう?と思う。まだ80歳にはなっていないと思うが。
私自身も、これまで本当に普通の生活者として生きていた。そんな中で一番高価な買い物は何か?と思えばブランド品でも宝石でもなく、不動産・住宅であったと思う。人生の大半を占めてしまった気さえする。
一戸建ての話はさておいて。このところの新築マンションの発売戸数が大幅に落ち込んでいる背景に、過度の価格上昇があるといわれている。特に東京23区の傾向は顕著だ。例えば、マンションの購入を希望する団塊ジュニア世代の平均的な年収が700万円。住宅購入で、無理なく支払えるのは「年収の5倍程度」と言われるから、ざっと3500万円の設定だろう。
しかし現実は本当に厳しい。この1年ほどで急激にマンション価格が高くなってきている現実がある。夫婦で収入があっても購入意欲の盛んな団塊ジュニア層が購入できる物件は確実に減少しつつあるという状態なのだ。今、不動産経済研究所はこの地価上昇の中、建設コストアップとあいまってマンションの価格は下がらないとシビアに分析する。
しかし、今思い出せば、背筋が凍るほどの悪夢「バブル」時期。まるでアクロバットのような不動産の取引があった。「マンションころがし」なんて言葉もあった。社会が浮かれそして浮かれていたのだ。人生の大半を占めてきてしまった・・・と感じるほどのものが、今意欲旺盛な世代がもがいても買えない現実とは?実に皮肉な世の中だ。
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