ichiko : 時流を見てから |
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今、オンデマンド出版が人気だということだ。つまり品切れのであるとそのまま重版されない入手困難な本というものが結構あるものだ。入手困難となると通常は諦めてしまうか、図書館で必死に探したりするのだが、要望に応じて1冊からでも刊行するというもので、本当に便利な世の中になったものだ。
それも既刊だけでなく新刊も手がけてられている、例えば横浜市の野毛印刷社は詩人・評論家の吉本隆明さんの『心的現象論』」は一部書店での取り扱いも含め、普及版(2万1000円)が約140冊、愛蔵版(4万8000円)も約40冊を売り上げるなど好調らしい。『心的現象論』か・・・懐かしいなあ。難解で何回も読んだものだなあ。難解さがたとえようもなく、面白かった。
現在、ケータイ小説の爆発的ヒットの中で、私は何か一抹の不安も感じていたのだが、吉本隆明さん(娘さんの吉本ばななさんのほうが有名なのかも・・・・)の件を鑑みれば、まあ、社会の流れ、時の流れをじっと見つめていけばいいのかなとも思う。
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