ichiko : 有楽町


   今、話題の街「有楽町」。「ITOCiA」が活気づいている。「愛しい」に場所を表す名詞が語尾についたということだけれど。人々が訪れて本当に人人人・・・。
  新しく生まれかわった街を歩く。浦島太郎になった気分で。確実に映像で残っているから、目の奥の残像とそしていろんな音、人々の声、においが蘇って、何かへんな気持ちで歩く。あまりに有楽町、丸の内という街がリアルすぎるからか。
  気がついたらそんな残像と重ね合わせて二時間も歩き続けていた。不思議な感情が押し寄せてくる。もう何十年も前の残像と新しく生まれ変わった街とののりしろ部分にうろうろとしている自分がいた。あまりに思い出がありすぎる街。ふと、涙が零れて止まらない。涙を流している私の姿を見たら?変だね。でも、今はいなくなった愛する人々の思い出に感傷的になってしまったのかも知れない。淡々と、そして冷静に客観的には多分死ぬまで、この街を冷静に見つめることが出来ないのかも知れない。
  それほどに私にとっては、思い出が詰まりすぎた、そんな街"有楽町"。整然としたショップ、ショップ人々の明るい笑い声。いいさ!のりしろ部分でいつまでもうろうろしている自分がいても。

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このページは、ichikoが2007年11月 3日 21:43に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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