ch06.音楽 : 暖かきもの |
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2007年12月19日、無事に神楽坂女声合唱団のチャリティディナーショーが終了した。水天宮にあるロイヤルパークホテルのディナー会場は熱気に包まれていた。2000年5月に発足してから本当に年月が経った。思い出せばいろいろなことがあった。毎年ディナーショーが終わると、何か胸の奥にふっと暖かいものがこみ上げて来るのだ。最初の頃はこれが何なのか?が分からなかったのだが、最近は「なるほど」と分かるようになってきた。これが年の功?とでもいうものなのだろう。人は不思議な生き物だ。生活しているといろんな事が見えてきた、いろんな事が教えられなくても分かってくる。ほっとした暖かいものを感じられる自分は幸福な証でもある、そんなことが分かる。
気付けば、もう年の瀬。歓喜の中で感動をわかちあって打ち上げをした。「よいお年を」と手をふり別れたメンバーたち。また、来年も「元気だった?」と声をかけあい、レッスンに励むことだろう。
昨夜も携帯がなった。「いち子さん、本当に感動したの」とメンバーの一人だった。彼女の感動が伝わってくる。きっと彼女の中でも暖かいものがこみ上げてきたに違いない・・・そう思った。何度も何度も確認しあうように、そして電話は切れた。「またね!」と彼女の声は明るかった。
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