社会問題 : 残されしもの

 
  また、いたましいニュースが流れた。大阪の守口市で、生後18日の男の赤ちゃんが殺害された事件があったが、その母親が23日の未明に大阪市の歩道橋から飛び降りて死亡したという。まだ22歳という若い母親の夢も希望も何もかもを奪ってしまったのだ。その若い母親を育てた残された家族、お母さんの気持ちを考えてみた。どんなに辛い事か。
「自殺をしたものとみられます」とニュースは淡々と伝える。
  赤ちゃんが生まれて、自宅に戻り、そこを強盗に襲われ、最愛の赤ちゃんが殺害された。お祝い金をもって逃げたという強盗。何故?何故?という怒りがこみ上げるばかりだ。
  便箋10枚にもおよぶ遺書が見つかったという。どんな気持ちで書いたのだろうと思うと本当に胸が痛い。「マスコミにおわれて、これでは(赤ちゃんの名前)がうかばれない」という文面も見た。ニュースで淡々と伝える事はしようもないが、特にワイドショーの取り上げ方の品格のなさというか。本当に事件・事故が起こった時のマスコミの動きには実に腹立たしいものがあることは確かだ。 

カテゴリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 残されしもの

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1170

コメントする

このブログ記事について

このページは、ichikoが2008年1月24日 11:45に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「気付かぬままに時は過ぎ」です。

次のブログ記事は「2008年はこれから!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

プロフィール

ichiko.tv

ichiko.jpg
吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

メール

ご意見・ご感想はコチラまで!

著書紹介

「にっぽんの旨い!を取り寄せる」
食文化研究家・永山久夫さんの全国津々浦々のお取り寄せグルメ100選。「おいしい」の裏側にある生産者の思いにも触れられる一冊。未知の「味」と出会える。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街行列店の秘伝レシピ」
横浜中華街で特に評判の高い厳選29店の味を家庭で再現するためレシピ。秘伝の味を再現するためのコツや工夫を惜しみなく公開。プロの味が家庭で再現できるか?について検証した。
価格1,470円(税込み)

「横浜中華街オフィシャルガイドブック2005-06」
独立して初めて関わった思い出のガイドブック。横浜中華街発展会協同組合の325店全店完全取材! 「食」と「文化」、「歴史」そして華僑・華人の「生活」に触れられるオフィシャルガイドブック。あの燃えるような夏の取材の日々は良かった。
価格950円(税込み)

「和食のいろは」
和食のおいしさを支える基本をあらゆる角度から紹介。プロに教わる目利きのコツから料理研究家直伝の和食レシピ満載。ずっと会いたかった道場六三郎さんをインタビュー。
価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31