ch04.カルチャー : お受験か・・・・ |
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フジテレビに勤務する友達のみやちゃんから著書が送られてきた。タイトルはズバリ「お受験ちゃん」(扶桑社)。めくるめく驚愕ワールド、そして帯にある"これだけやっても不合格 小学校お受験してみました"というフレーズがなかなかいい。カツヤマケイコさんのイラストもいいし。四ヶ国語ペラペーラのみやちゃんならではの小気味よい文章のリズムで仕上げられている。
だいぶ昔の事だが、大学の先輩の和田はつ子さんが、30代前半の時、長女の小学校受験で受けたショックに耐え切れず書いた、「良い子できる子に明日はない」(三一書房)が橋田寿賀子さんのドラマ「お入学」原作となって、一躍お入学作家として注目を集めたことがある。これまた体験記なのだが、みやちゃんの今回の体験記は実に明るい。そこがいいのかも。
今ではとうになくなってといると思うが、愛児教育研究所?とかいう受験教室であけてもくれても受験勉強をしていた頃を思い出す。まさに「お受験」のはしりをどっぷりと体験した自分をじーっと見つめてみると、結構いろいろ気付くことがある。当時、重要視されていた知能指数。天才(200位?)までいかないにしても秀才並の数値は訓練で出せるものだったし、幼い頃のあの感性の鋭さはあの時ならではのもの・・・・ということ。所詮?というかなんというか日々の訓練。技術論の賜物
「受験」そして何かなんでも「合格」!という目標に向かうのはいいけれど、目的を失ったら母親も終わりだ。子どもはそれほどショックはないと思う。「こんなはずじゃあ・・・何が間違っていたのぉ!」と茫然自失にならぬよう。
子どもには人の優しさとか四季折々の美しさとか、本当に大切な事を教えたいね。
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