ch10.生活 : 姿を消していくモノたち |
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"トリニトロン"・・・初めて聞いた時の音の響き、何か、とても懐かしい。
ソニーが1967年に独自開発したブラウン管。ピーク時にはこれを搭載したテレビやパソコン用モニターの出荷が2000万台に達し、これまでの全世界の累計販売台数はなんと2億8000万台となったという。
しかし、昨今の急速な液晶だプラズマといった薄型テレビの普及でこうしたブラウン管テレビが急速に姿を消しつつある。
しかし、これは日本だけの話ではなく、世界ひっくるめての話。その上、国内のテレビ市場は11年7月にアナログ放送からデジタル放送に完全移行するので、薄型の普及が急速に進み、多くの国内メーカーはブラウン管の製造・販売を終了する。世界の店頭からも急速に姿を消す。
「えっ?ブラウン管って何の事?」なんてことも聞かれるようにもなるのだろうなあ。人々の生活の中に一生懸命に息づいて、役立ったモノたちがとても愛おしい気持ち。
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