ch12.その他 : お別れ


   確定申告だ、決算だとバタバタしている今日この頃。しかし、一年の中でも2月と3月という時期は、私はじーっとしている。活動的な自分であっても何となく、「動けない」時だ。季節の変わり目は体調も狂うことが多い。その上「別れ」が多い。突然の悲しみ。人の死に直面すると、暫し、ふーっと人生についてしみじみ考えてしまうのだ。


   昨年、法人をたちあげて、法人会に加入した。地区の忘年会というものが昨年の暮れにあって、その時に「吉田さんの歓迎会も兼ねて~っ」なんて具合に楽しく、飲み語った。皆さんとは初めての出会いであったわけだ。今後、地域活性の為に法人会のメンバーとしてどんな活動をしていくか、いろいろな話をしながらワイワイと酒を飲み、鍋をつついた。「強いですなあ」と言われながら、日本酒も随分と飲んだ記憶がある。


  
  先般、その時に出席されていた一人の方が亡くなった知らせを聞いた。とてもユーモアのある、場を和ませる楽しい方だった。いろんな活動をして行こうということで、大いに盛り上がり、それぞれの役割を決めることとなった。その夜は酔いしれて、笑い声で満ちた。最後にみんなでワイワイ言いながら記念写真も撮った。


  訃報とは本当に残酷だ。記憶が新しければ新しいほど、ショックも大きく悲しみが強い。
  何故か、残酷な2月と3月は静かに、早く過ぎていってほしい・・・・そんな気分だ。

 

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このページは、ichikoが2008年3月13日 12:15に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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