ch10.生活 : 夢の実現 |
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子どもの頃の夢は一体なんだっただろう。みんないろんな夢をもっていたはずだ。しかし、時間の経過は時として残酷にも「夢があったなぁ」と思いながらも「叶えられなかった」なんていわせることもままあるものだ。
でも、あつい「夢」をじっとあたため実現した人がいる。
日本人宇宙飛行士の土井隆雄さんら7人が搭乗した米航空宇宙局のスペースシャトル「エンデバー」が11日午前2時28分ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。日本人飛行士のシャトル搭乗は今回で9回目で土井さんは2度目。且つ53歳という年齢は日本人搭乗者で最年長だということだ。
土井さんは14歳の時友人に誘われ太陽の黒点を観測したのがきっかけで宇宙に興味を持つようになった。天体望遠鏡を買って、毎晩のように月や星空を眺めたという。月面着陸したアポロ宇宙船を見て「ロケットを造りたい」と話したという。
忍耐強く待つ当時50歳の土井さんにお兄さんが「もう飛ばなくでもいいんじゃないか」と言ったときに「飛べる限り飛ぶんだ」という言葉が返ってきたというエピソードも読んだ。「宇宙は子どもの頃からの夢」という「夢」をあたため、そして実現するために諦めることなく努力し続けた土井さんに胸があつくなる。
飛行期間は約16日間で、日本時間では27日の午前9時35分の帰還の予定だという。
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