日常生活に 「KY」つまり「空気読めない」という言葉がもう完全に定着してしまったようだ。面白いのは、中高年でさえ、余り嫌がることなく会話の中に「 KY!あはは」なんて言ったりしている。
  しかし、そんなアルファベット略語を400語収めた大修館書店の「KY式日本語」が何と、発売1カ月半で20万部突破したというじゃないか。購買層は30~40歳代が中心だというが、結構中高年もまゆをひそめることなく、購入しているのではないかと思える。日常生活の中の「言葉遊び」はひそかな楽しみにもなりうる。それに、「お前、空気読め!」なんて言いにくい場合、遠まわしに伝達できるのもいい。

「あ~ら、まだ食べられるの?」
「だってぇ、AB(甘いものは別腹)」

「隣の部のDJ(駄目な上司)、また居眠りしてる」
「TM(定年待ち)だからね」

なんか小噺でもできそうだ。


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このページは、ichikoが2008年3月26日 03:33に書いたブログ記事です。

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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