ch12.その他 : 向日葵


 今日7月14日は全国紙の休刊日。テレビも雑誌もインターネットもいろいろありすぎる昨今だから、新聞が来なくても、いや購読していない家庭も多いのだけれど、不自由しない時代なのだ。
  仕事柄、パソコンの前に四六時中いられないため、ネット上の情報で後から「読まなくては!」と思うものはプリントアウトしておく習慣がある。しかし、目を通さなくてはならないものも多く、つんどく~つんどく~状態になるものも多い。またそれを整理するのもなかなか・・・なことであるのたが。


  会社のホームページのジャーナルコラム欄の「アート」にサンディエゴ在住の画家・クライメンソン弓さんに毎月、サンディエゴのオモシロ出来事とともに新作の油絵を描いて頂き掲載をしている。今月は「おおっ」と思うほど斬新な作品だった。今まで、見たことのない作風というか。ふっと挽きたてのコーヒーの香りがした!
弓さんの今月の新作油絵はこちら

  そして「ライトハウス誌」のインタビュー記事があるということでリンクをはっていたのだ。原稿作成の際には、まあ、さささっとアップしておき、あとからじっくり読もうとそのインタビュー記事をプリントアウトしておいた。(これが、まずい。人はプリントアウトすると読んだ気になってしまうのだ!)しかし、その見出しが目にとまった。「あっ」と声が洩れた。

人生には昼もあれば夜の時もある という見出し。いつもいつも陽気で底抜けに明るい弓さん。つきなみな表現だが、花にたとえるなら、ひまわりか、ヒマワリか・・・・向日葵だ。
   そんな弓さんのインタビュー記事の中に"「人生には、昼の時もあれば夜の時もあります。私はこれまで多くの夜を経験しましたが、私の父は、「人から助けられたお陰で今の自分があるのだから、人への恩返しをしなければいけないよ」と、常々、私に言っていました。その教えを胸に、美術協会や学校を通して美術教育を行ったり、市のパブリックアートやバルボアパークのミュージアム・チャリティーオークションに作品を出展するなど、さまざまな形で社会貢献できるよう活動しています"とある。
  弓さんがアメリカで一人の仕事人として様々な経験をしてきたこと、私の想像をはるかに超えた努力をして、試練にうちかってきたことが分かる。だからこそ向日葵みたいに明るいんだ!
  自分の内で何かがパチン音をたてて壊れた。もう「大変だ」なんて口が裂けても言うなって。

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このページは、ichikoが2008年7月14日 00:43に書いたブログ記事です。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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