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電車に乗り、たまたま座席に座るとだいたい目の前に座る人々はケータイメールをしている。中にはゲームを楽しんでいる人もいるのだろうが、みな視線はケータイにいっているわけで。先般、乗った地下鉄内で、中学生か高校生の男女が会話している以外、残りの5人の人々が皆、読書をしている光景にでくわして、何か、夢見心地にもなった。何か、映画のワンシーンの撮影か?と勘違いするほと、本を読む人々の姿がなんとも美しい?というか良かったのだ。
本と言えば、英国のファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ第7巻の完結編「ハリー・ポッターと死の秘宝」の日本語版が全国一斉に発売されたのだが、初版部数は180万部で500店以上の書店が開店時間を繰り上げたそうである。本の出版の片鱗の片鱗にかかわる自分としては、この初版部数の180万部という数字そのものが"ファンタジー"!である。本当に気が遠くなり、自分のしていることって何?と問いかけたくなる。
1997年に第1巻が刊行されて以来、総部数は世界で計約3億7500万部だ。日本では第6巻まで約2200万部に達している。「へーっ」と思う方も多いだろうが、2200万部の本の量を目の前にしたらら本当にビックリして声も出なくなる。いずれにしても、完結編というのはうれしさと寂しさが入り混じる。どんなことでもそうなのだが始まりがあれば必ず終わりがある。
まあ、ゆっくりじっくりヒットの秘密を考えていこう。何万部、何千万部出版という数字を夢見ながらひとりでも多くの人が「本」の楽しさを発見できるテーマ探しに頑張っていくことだ。
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