ch12.その他 : 快挙!ノーベル物理学賞共同受賞 |
||||
10月7日の夕方、2008年のノーベル物理学賞のニュース速報が流れて、本当に感激した。小躍りするほど嬉しかった!。快挙だ!
素粒子物理の「標準理論」と呼ばれる理論体系構築に重要な貢献をした南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授、小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授、益川敏英・京都大名誉教授の3名で日本人が共同受賞するのは初めての事だ。小柴昌俊先生の物理学賞と田中耕一さんの化学賞のダブル受賞以来だ。6年ぶりということだ。日本の科学力の凄さを感じた。分からなかった事が次第に解明されていく。
今年は素粒子物理の基礎を築いた、日本初の受賞者であるあの湯川秀樹博士の生誕101年にあたる.。湯川博士に続き、やはり物理学賞の朝永振一郎博士の研究からずっと着実な研究の成果をあげているのだと思った。昔々の事だが゜、"これからは原子力の時代がくる"という湯川博士の文章に触れてからは、朝永博士も含めて、科学者の随筆を読み耽った日々を思い出した。
今回の受賞で記者の質問に「大してうれしくないよ」なんて言っていた益川教授だが、教え子の思い出の中にあった『簡単な例題から本質をつかむことが大切だ』とよく話していた事など、地道な研究をされてきたことが分かる。
とにかくこの快挙に拍手!拍手!だ。
カテゴリ
ch12.その他トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 快挙!ノーベル物理学賞共同受賞
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://210.196.86.5/~blog_mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1420
コメントする