ch12.その他 : 教えしこと・・・とは |
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島根大が、総合理工学部4年の男子学生が世界遺産の石見銀山遺跡の岩石を卒業論文研究の試料にしていたという発表を知ってどうにも信じられなかった。岩盤遺構や坑道跡の間歩付近の岩石を約10カ所をハンマーで割って、拳大の石5、6個を持ち帰ったというものだ。大学側は「重大な問題として受け止めている。再発防止に努めたい」と謝罪したというが、一体何が原因なのかを考えさせられた。再発防止って?学生も22歳であれば、もう大人だ。善悪の区別は出来るだろう。大学で勉強し、卒業論文まで書くという能力もある。卒論のために多分、担当の教授と話し合っただろう。その時に果たして、「この研究の為に、世界遺産を試料にしたい」と言ったのだろうか?まさか!である。「転がっていたからいいと思った・・・・」ということも言っているがやはり、こうしたものの考え方、対応の仕方とは大学に入る前の前・・・・子供時代に先ずは親が、そして身近な人々が、教師がと様々な拘わりの中で教え、伝えるべきことなのだと感じる。
人はこの世に誕生した時は皆、白紙状態。だからこそ、一日一日の成長のために「教える」ことが必だ。何も一人を責め立てているのではなく、自分も含めて、全てのことにいえるわけで・・・。今回の事は今回のことで、是非、正しい方法で試料を集めて研究論文を書き直して欲しいと思った。社会に出てからも「もしかしたら・・・」という事態は多い。やはり全ての事に対して「正しい方法」でいかないと。
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