ch10.生活 : 本を読む人 |
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この2~3日、なんかとっても嬉しい光景を見る。車内で文庫、単行本など読書している人。皆、それぞれが真剣に本を読んでいる。背表紙が見えないので、どんな本を読んでいるのかは分からないが、時々、図書館からかりてきたらしき本だと書名も分かる。先日も昨日も右隣りも左隣りも前方の人も読書をしていた。思い込み、たまたま、偶然・・・・そうかも知れないがその光景の中に溶け込んでいる時、「あれ?何かの撮影?」と思えるほどに嬉しくなる。
「心の時代」といわれる21世紀、心の荒廃が取りざたされているから何か人々は・・・と言うのはいきすぎであろうが、やはり、読書する人の姿とは本当に心が和む。
毎日毎日パソコンや携帯メールでの情報過多。気軽過ぎるメールでの情報交換。製作過程の大変さも理解されぬまま、ささっと捨てられるフリーペーパーの類。雑誌そして読まなくなった読まなくなったと言われ続ける新聞。でも現代人は皆、頭が情報過多でパンクしそうになっている。だいわ文庫『頭の整理がヘタな人、うまい人』の著者である樋口裕一さんは「しっかりした人生を送るには、身の回りを整理してシンプルに考えることだ」と言う。まさに!シンプルに尽きるな。何がしたいのか、どんな解決策があるのかを明確にするには、「賛成」「反対」を自分の中で純化すること。そして頭の整理をすると、人にも言いたいことが伝わりやすくなる・・・・まさに!整理されていない頭と心では氾濫する情報にただ振り回されるだけとなる。そうなったらどんな業界の人も危険だ。
ケータイばかりに依存しないで、たまには興味ある本を手にしてみよう。そして読書三昧もいい。
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