ichiko : この世は男と女 |
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某会合の後に、懇親会ということになって、その席で何故か「体外受精」の話が出ていた。しばし聞いていたら、ただただ"あ~んぐり状態"になった。主宰者の男性が「いやあ、もう二人が産みたいって言ってきましたよ」と言う。その方々は社会的にも有名な人であるというから、「誰?誰?」と実は聞きたいものの、私も大人?であるから「へぇ・・」と頷いただけでいた。要はプロセスは要らない。ただ、優秀な精子を必要としているという。そして、もし、子どもが生まれたら一人で育てるという。経済力もあるから心配は要らない。つまりシングルマザーということか。
すると一人の女性が、男性も、家庭的で夫・父親向きの男と、愛する男って違うというようなことを言うので「要は夫・父親として向いている男と、それとは別に例えばワイルドな男も同時に所有したいということですかね?」と訊くと「吉田さん!それはまさに理想ですよぉ~!」とのたまう。ややや・・・・だだたビックリしながらも、以前、風水お見合いパーティーというものを企画した時に見事カップルになった、あるカップルの男性の方が「結婚は考えていませんよ。だってやはり子どもを産んでくれるなら若い20代のほうがいいから」と淡々と意見を伝えてくれた。「まあ、遊びです」ときっぱりと言っていた。勿論、女性側はその男性の真意を知らないわけであるが、この時も何か私は脱力感を感じた。
しかし、今もなお一部の女性の中には見かけ「優秀」な男性の精子の提供をうけ、子どもを産みたいという考え方、そして男性の一部にも「やはり子どもを産んでくれるなら若い女性に」という考え方はある。全てではないが、何とも、こんな大切な事に技術論が罷り通るとは・・・・何とも。
自分自身の事を考えても父と母の「良いところ」も「悪いところ」もぜーんぶ継いでいる。そしてそれらはずっとずっと祖先の遺伝子が織り成す不可思議な世界だ。今、見た目の「優秀」な男の「良いところ」だけを子どもは受け継ぐわけではない。「でもね、そもそも子どもの誕生ってねぇ・・・」と言い出したらとても長くなりそうであるからひとまずやめておくことにしよう。
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