ch06.音楽 : 愛あるメッセージ |
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時々、考える。もし、人がいつまでも10代~20代のパワーやエネルギイがあったとしたら決して「老い」などは理解出来ず、多分「死」などは最後まで受け止められないものだと思う。観念では分るかも知れないが。つまりその世代にならないと決して分からない、実状というものがある。これは認めたくなくても認めざるを得ない世界。だから人生はドラマなのだ。
これまで多くの活動をしていたシンガーソングライターの樋口了一さんの「手紙 ~親愛なる子供たちへ~」の歌、歌詞を聴きながら、どこかしらワインの澱のようにあったものが静かに濾過されていく感覚を味わった。どんな人にも必ず訪れる人生の最期。決して厭世的なことを語っているわけではない。こんなに清清しい気持ちでいられるということは本当に幸福な日々を送ってこなければ言えないメッセージだと思える。"少しだけでいいから付き添ってほしい"というメッセージ。ひとつひとつの言葉が心の中にしみいっていく・・・・・親そして先祖への感謝も一入である。
手紙 親愛なる子どもたちへの歌詞
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